緩走記@タイランド
メタボ脱却?からサブ・スリー目指して…タイで走り始めたマラソンの話題中心に、マイペースで書いていきます。トライアスロンも始めました。
プロフィール

アシックサ

Author:アシックサ
これまでのフルマラソン成績
2005.11 Bangkok 4:49 初フル
2006.11 Bangkok 5:46
2007.07 Pattaya 5:05
2007.11 Bangkok 3:45 サブ4達成
2007.12 Ayutthaya 3:54
2007.12 Chiang Mai 24km途中棄権
2008.07 Pattaya 3:27 サブ3.5達成
2008.11 Bangkok 3:16
2009.01 Khonkaen 3:16
2009.07 Pattaya 3:25
2010.01 Chombueng 3:19
2010.01 Khonkaen 3:20
2010.04 Songkarn 3:29
2010.06 Nakornnayok 3:4?
2010.07 Pattaya 3:28

2011.01 Khonkaen 3:16 自己ベスト
2011.07 Pattaya 3:29
2011.12 Rayong 3:28
2012.02 Bangkok 3:55
2012.07 Pattaya 4:07
2012.11 Bangkok 3:48
2012.12 Rayong 3:32
2013.01 Chom Bueng 3:31
2013.07 Pattaya 3:55
2013.11 Bangkok 3:28
2013.12 Ayutthaya 3:20



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10時間マラソン ②
50周目(40km)で長めの休憩をとる。
普段ではまずいと感じるであろうレベルのカオカームーを美味しくいただく。
凍らせておいたタオルで体を拭き、着替え。
というか長袖を脱ぎ、また濡れた走遊会ユニホームを着る。
痛み止めのスプレー(全然効いた感じがしない。)をかけ、日焼け止めも塗る。
軽くストレッチをして、走りだそうと思いサングラスをかけようとおもった時、
帽子のうえにのっていると思ってたサングラスがない。
しまった、どこかに置き忘れている。
外したのを覚えている場所に戻っても見当たらず。
すでに盗られたのか、あるいは他の場所で外したのか?
受付に届けられているかも?と思い、確認しても届出なし。
届けられたら知らせるからとのことで、仕方なく走り出す。
走り出した直後から、
「○○のメガネがなくなった。見つけたら届けてください。」
と何度もアナウンスしてくれる。
恥ずかしいが有難い。
25分ほど休憩をとったのに疲労の回復はほとんど見られず。
またすぐに、歩くことが多くなった。1周800m歩くことも。
まだまだ5時間くらいあるし…。
暑いし…。
サングラスもなくなるし…。
(その後、頻繁にアナウンスしてくれているが、何周かしても届けられた様子なし。)
日本で買ってきて、結構高かったのに…。
それより足がとっても重い。
歩くとなかなか走り出せなくなる。
気力で走り出しても、また100m、200mで歩いてしまう。
歩くだけでも、着地のたびに、足裏から痛み、ふともも、腰に衝撃が伝わる。
なぜか、歩いても息があがる。
でも、これから残りの時間を歩いて費やしても、長すぎる。
やっぱり何とかフルマラソンを走れるくらいの力しかないんだなと落胆。
フルマラソンで後半失速するのも納得。

これがもし100kmウルトラマラソンだったらと思うとぞっとする。
完走はおろか、50kmくらいでリタイヤしかねない。。
今回のように10時間で距離を競う大会ならば、、ずっと休憩していても、いずれ完走できる。
だけど、100kmという距離を時間で競う大会だったら、休憩していては永遠にゴールにたどり着かない。
ウルトラマラソンという世界の過酷さに圧倒された。

歩く、走るの繰り返し。
応援の声も少なくなった。
疲労もピーク。
ずっと歩きとおしても、回復見込めない。
いっそ、また長めの休憩をいれたほうが良いかも…。
70周(56km)で休憩。
ランニングシューズを脱ぎたい。、
足裏をマッサージしたい。
ストレッチしたい。
このまま、制限時間まで寝たい。
帰りたい。

何とかリタイアの誘惑を断ち切る。
シューズを脱いで足裏等マッサージ。
ついでに、何か食べようとクイティオ。
スープの温かさが身にしみる。
ついでに、着替えも。(半そで)
ランパンが濡れて、股ずれでヒリヒリ。
(ランパンの替えも用意するべきだった。)
しかたなく、ワセリンを塗りこんで対応。

約25分の休憩を終えて走り出す。
1、2周目のチェックポイントで「○○さんのメガネこれ?」と出してくれる。
諦めていたサングラスが今になって出てきた。
良かった。
早速サングラスをかけて走る。
マッサージ効果か?
サングラスにより視界的な疲労が軽減されているのか?
だんだん長く走れそうなリズムが出来上がる。
CHECK POINTで水をとり、半分飲み半分頭からかける。ときにはスポーツ飲料もあわせて取る。
100mから200m歩き、呼吸が若干回復するのを待つ。
風が若干でも心地よく感じられたらそのタイミングで走り出す。
このタイミングを逃すと日向を歩く羽目になり、体力消耗。
500mくらいで、ずっと毎回「JAPAN、スー、スー(頑張れ)」応援をしてくれる人がいるので、この区間は歩けない。
それが終わるとまた木陰道になるのでなんとかチェックポイントまで走れる。
そしてまた水分補給しながら100m~200m歩くの繰り返し。
残り2時間では、自分が一番走っていたのではないかと思う。
(ときどきあの日本人やるなと声が聞こえると正直嬉しく、また元気がでる。)
ケニア人も休憩しがちになり、走っても時々膝の様子を確かめる為、よく立ち止まる。
だんだん遅い僕のペースと同じくらいの速さになる。
ケニア人でもバテるんだなと親近感が沸いた。
残り30分くらいになるとチェックポイントでは応援の数が増えてきた。
給水も手渡ししてくれる。
木陰も増えた気がする。
残り時間からあと3,4週だなと思うとさらに元気がでてペースがあがる。
給水も我慢できる様になる。
残り10分。
あと1周。もしかしたら2周可能。
チェックポイントの応援は最高潮。
1周を5分ちょっとで走った。
さらにペースをあげればあと1周いけるかもと、ラスト1周に挑む。
ペースをあげると筋肉が刺激され、結構速いペース維持できるには驚いた。
この日、最速ラップの4分で制限時間内に最終周回終えれた。
皆拍手で迎えてくれ、参加者もスタッフも自分のことのように喜んでくれる。
握手も求められる。
普通のフルマラソンのゴールではあり得ない。
すぐに10時間のカウントダウンがはじまり、競技終了の合図。
周回コースの為、スタッフを含め皆が顔なじみになり、皆で大会を盛り上げたという雰囲気で賑わう。
素直に感動できた。

チップ計測だが、すぐに結果が貼り出された。
終盤、差を縮めたつもりだが、結果94周(75.2km) 9時間59分34秒。16位。
目標距離にも入賞にも全然届かなかったが、すばらしい達成感。

表彰式。
1位は小柄なタイ人ランナー(同じ年で入賞常連者。速いだけでなく恐ろしいスタミナ)
2位~10位もケニア人二人を含めたつわものばかり。
でも疲労か故障で支えがないと表彰台に上れない人が何人もいた。
その後、参加者全員に完走メダルではなく名前入りトロフィー。
直前申し込みでも、ちゃんと名前が入っていた。
10Hrs.jpg


辛かったが、いい経験になった。
いつかは本場の100kmのウルトラマラソンに走ってみたいと思うようになってしまった。
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